技術情報
アモルファス合金とは
アモルファスとは、結晶構造を持たない物質の状態のことを言います。
アモルファス合金は、原子の配列が結晶構造を持たない金属で、昭和45年に東北大学金属材料研究所(日本)で開発されました。
錆びる可能性はステンレスの100万分の1、強度は鉄の20倍ともいわれ、世界各国が新素材として注目し、開発競争を繰り広げてきたハイテク素材です。
アモルファスヒーターとは
アモルファス合金の三大特性は、高強度、高耐食性、高軟磁性です。
また、高い電気抵抗材料であることが大きな特徴です。(発熱効率がよい。)
この点に着目し、従来、実用化された物性は軟磁性だけであったアモルファス合金を、AHT(アドバンスト・ヒーティング・テクノロジーズ社)が、世界で初めてヒーターとして製品化しました。